五龍神が祀られる『田無神社』とは
東京都西東京市に『田無神社』は鎮座しています。創建は13世紀、鎌倉時代に、雨風の神である尉殿権現として創立されました。明治5年(1872年)に明治政府の神仏分離政策により、大国主命(おおくにぬしみこと)を主祭神として『田無神社』となります。
ご祭神の「尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)」は生命の源である水、災いを祓う風の神であり、運気向上・幸福招来のご神徳があります。その姿が「金龍神」であり、田無神社で祀られる五龍神の中心になっています。
『田無神社』の五龍神
『田無神社』の五龍神はすべての願いを聞き入れてくれるすごいパワーの龍神様です。この五龍神は中国の思想である「五行思想」に基いています。
全てのものは「木・火・土・金・水」の5つの元素で成り立っているという中国古代から伝わる考え方。5つの元素は生活に必要不可欠なもので、一定の法則に従って互いに影響、変化、循環しているという思想。
金龍神(土)
【金龍神(土)】運気向上・幸福招来など
金龍神様だけは本殿の中に鎮座し、通常、見ることはできません。東西南北の4方向の中心に鎮座し、災難を祓い物事を好転させるご神徳があります。家庭運・事業運などの運気向上・幸福招来を導いてくれます。
赤龍神(火)
【赤龍神(火)】勝運向上・成績向上など
夏を象徴する南方・火の守護神。学業、勝負事、昇進などの勝負運・成績向上に関することを司ります。人生においての灯火の様な「先見の明」が授かれます。
白龍神(金)
【白龍神(金)】金運向上・良縁成就など
秋を象徴し、西方および金属の守護神。金運、飲食、結婚運など、鉱山を掘り出すような収穫へ導いてくれる神。
青龍神(木)
【青龍神(木)】技術向上や就業授受など
春を象徴し、東方および樹木・風の守護神。話術、音楽性、積極性など新芽が生長するように発展へと導いてくれる神。
黒龍神(水)
【黒龍神(水)】健康増進・家内安全など
冬を象徴し、北方および水・雨の守護神。浴室、健康運、夫婦運、交際運など、流水のように新鮮な空気を保つ神。
五龍神以外もまだまだパワースポットあります
【御神木/子育て親子石】
境内には「5本の御神木」があり、それぞれの御神木に五龍神が休んでいます。拝殿すぐ横の御神木が金龍神です。
「子育て親子石」は大きな石と小さな石が親子のように寄り添っているので、親子石と呼ばれ、子育てに縁起がいいと言われています。
【子育て犬】
かわいい犬の木彫りが「子育て犬」。多産でさらに安産の犬は、出産に縁起が良いとされ、安産を祈願します。また、子犬を外敵から守る為、子育てにも縁起がよいと言われています。お犬さんを撫でてご神徳を授かります。
【撫龍(なでりゅう)/恵比寿・大黒社】
「撫龍(なでりゅう)」は龍と玉に撫でれば運気が上昇すると言われています。また、毎月最初の辰の日は「初辰」、これが「発達」につながると考えられ、商売繁盛、運気上昇に縁起が良い日とされています。
「恵比寿・大黒社」大黒様と恵比寿様がお祀りされてます。横にある恵比寿天の鯛を大黒天の打ち出の小槌で2回鳴らすと福が来ると言われています。
【人気の田無神社・授与品/おみくじ】
田無神社のお守り、御朱印、おみくじも非常に人気があります。写真の「新五龍神みくじ」は陶器の龍神様の中におみくじが入っており、人気のおみくじです。
『田無神社』アクセス・参拝時間・駐車場
名称 | 田無神社 |
所在地 | 東京都西東京市田無町3-7-4 |
電話番号 | 042-461-4442 |
社務所・授与所 | 9:00~17:00 |
最寄駅 | 西武新宿線 田無駅(北口より徒歩6分) |
駐車場 | 敷地内無料駐車場 |
公式HP | https://tanashijinja.or.jp/index.php |
公式SNS | Instagram https://www.instagram.com/tanashi_jinja/ |
【GoogleMap】
『田無神社』まとめ
中心に金龍神が鎮座し、東西南北の四方を龍神様により守られている『田無神社』。訪れ、龍神様達に囲まれた境内に入るだけで、心晴れやかな気持ちになれるパワースポット。新たなことを実践しながら、開かれた神社として発展を止めない『田無神社』を訪れれば、パワーをもらえること間違いなし。何かしら前に進みたいパワーを授けてほしい時は『田無神社』が待ってます!