歴史ある神奈川・大和のスポット『深見神社』
神奈川の大和駅から徒歩15分程のところ、住宅街の中に突如広い敷地の深見神社が現れます。
社殿、境内、参道から駐車場まで綺麗に掃除・整備され、地元で大切にされている神社と分かります。
深見神社の由緒
深見神社の歴史は明治時代の火災により資料が消失したため、具体的な創建は不明ですが、日本最古といわれる神社記録「延喜式神明帳」に記載されており、「総国風土記」にある記載から1500年以上の歴史ある神社と考えられています。
深見神社の御祭神・御利益
【ご祭神】
- 「雨の神」 様闇龗神(くらおかみのかみ)
- 「武運長久の神様」 武甕槌神(たけみかづちのかみ)
- 「風の神様」 建御名方神(たけみなかたのかみ)
【ご利益】
- 五穀豊穣
- 無病息災
- 厄除け
- 開運
- 縁結び
『深見神社』の見どころスポット
なんじゃもんじゃの木
御神木のハルニレは「なんじゃもんじゃの木」とよばれており、「かながわの名木100選」にも選ばれている推定樹齢500年超の名木です。
「ハルニレ」は北国の山地に多く、神奈川の丹沢山地でも1000m以上の場所で見られる木です。大和市のような低地では見かけないため、木の種類がわからず、「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれるようになったそうです。
境内社の厚木空神社(靖国社)と御倉稲荷神社
【靖国社】(厚木空神社)
厚木空神社は、昭和19年に海軍厚木飛行場敷地内に第302航空隊の殉職者を祭神とする天照大神を祀り建立。
終戦時に米軍による破壊を恐れた将校により、祭神103柱の霊璽簿と宝剣(靖國神社宮司鈴木孝雄陸軍大将から奉納された靖國刀)と共に深見神社境内に奉還。
その後、昭和26年4月7日、新たに祭神として深見集落出身で明治10年の役以来の戦没者を合祀し、厚木空神社を宝剣靖國刀に因み靖國社となります。
【御倉稲荷神社】
倉稲魂命(うかのみたま のみこと)をお祀りする御倉稲荷神社(みくらいなりじんじゃ)。
深見神社境内
手水舎に驚きます。「足のマークまでお進みください」の看板。足のマークに乗ると自動で水が。コロナ過を経て手水舎も進化したようです。
広い境内は整然と整備され、掃除も行き届いており、心が洗われる気持ちになります。
アクセス・駐車場・参拝時間
アクセス
名称 | 深見神社 |
所在地 | 神奈川県大和市深見3367 |
電話番号 | 046-261-2539 |
最寄駅 | 小田急線/相鉄線 大和駅(徒歩15分) |
駐車場
神社前は一方通行の為注意
『深見神社』まとめ
住宅街の中にひっそりと荘厳な空間が広がる深見神社。一歩境内に入ると、長い歴史が感じられ、地域の人々を支え、支えられている神社と分かります。
目指して行かなければ通る事もない住宅地の中にありますので、一度参拝に向かってみてはいかがでしょう。