小田原城址公園一角にある『報徳二宮神社』
報徳二宮神社の由緒
明治27年(1894年)二宮尊徳(二宮金次郎)をご祭神として、生誕地の小田原城・二の丸一角に『報徳二宮神社』が創建されました。
二宮金次郎と言えば「薪を背負って本読む少年」で有名。この学問の神様とも言われる二宮尊徳(金次郎)を祀っていることから、「学業成就」・「合格祈願」、さらに自身の経験を活かし、大名旗本等の財政再建と農民の救済などで手腕を発揮したことから、「商売繁盛」のご利益も授かれます。
二宮尊徳の有名な教えが「積小為大」(小さな努力の積み重ねが大切)。二宮尊徳の教えは現代でも手本とするべき教訓です。
報徳二宮神社の境内
報徳二宮神社の表参道にある立派な大鳥居。この鳥居はかつての小田原城主が植樹した樹齢300年にもなる杉を使って2017年に神社創建120周年を記念し、建立されたものです。
鳥居をくぐり、境内を進むと「二宮尊徳像」、続いて「二宮金次郎像」が現れます。
有名な『薪を背負って歩きながら本を読む金次郎』の像、報徳二宮神社に現在ある『二宮金次郎像』は昭和3年に寄進されたもの。これと同じ像が全国の小学校に約1,000体製作されましたが、その後の戦争時にすべて原材料として供出となり、報徳二宮神社の像だけが現存する一体となりました。また、この像は当時のメートル法普及活動に伴い、ちょうど1mの高さにつくられています。
「杜のひろば」2つのカフェで癒しの時間
参拝を終えたら、境内の一角にある『きんじろうカフェ』・『cafe 小田原柑橘倶楽部』で癒しの時間が過ごせます。
きんじろうカフェ
『きんじろうカフェ』では人気の「開運カプチーノ」や「きんじろうソフト」、江戸時代食べられていた「呉汁」などの食事も楽しめます。
cafe 小田原柑橘倶楽部
『cafe 小田原柑橘倶楽部』では地産地消の「地域振興サイダー」や神奈川県産100%温州みかんの「ミカンジュース」、「小田原梅酒サイダー」など地域の柑橘類を使ったメニューがいただけます。
『きんじろうカフェ』・『cafe 小田原柑橘倶楽部』のメニュー(公式HP)
『報徳二宮神社』のアクセス・参拝時間・駐車場
名称 | 報徳二宮神社 |
所在地 | 神奈川県小田原市城内8-10 (小田原城址公園内) |
電話番号 | 0465-22-2250 社務所受付時間9:00~17:00 |
境内参拝時間 | 6:00開門~18:00閉門(夏季) 6:00開門~17:00閉門(冬季) |
祈願受付時間 | 9:00~15:30 |
授与所 | 9:00~16:00(御朱印頒布時間も同じ) |
公式HP | https://www.ninomiya.or.jp/ |
公式SNS | Instagram https://www.instagram.com/hotoku_no_mori/ |
【GoogleMap】
【小田原城址公園内MAP】
【駐車場】
『報徳二宮神社』まとめ
日本で有名な『二宮金次郎(尊徳)』を祀る『報徳二宮神社』。小田原のパワースポットとしても人気の神社です。境内には、お洒落な2つのカフェもあり、小田原城観光、歴史上の人物を祀る神社も参拝して、歴史に触れる観光・パワースポット巡りが出来る場所です。小田原観光の際は『報徳二宮神社』をお忘れなく。