懐かしい旨さの昭和中華が食べれる老舗!『金華楼』(きんかろう)
昔ながらの出前スタイル「スーパーカブ」がお出迎してくれる店頭、年季の入り切った店構え、老舗感はハンパ無いです。現代みたいにSNSで調べられなかった時代には、なかなか入るのに勇気のいる入口。半開きのドア向こうには、なんとおやじさんが座ってる。ホント昭和のままの風景です。
神奈川・橋本と言えば、近年こそリニア新幹線やらなにやらで、どんどん開発進んでいますが、一昔前は、ホント何もなかった駅周辺。そんな時代よりもっと前からこの場所で営業しているのが『金華楼』(きんかろう)さん。いまは、高いビル・マンションに囲まれたなかでも、昔ながらの中華料理を食べることが出来る老舗です。
『中華料理・金華楼』のメニュー
THE昭和の町中華メニューです。値段はあがりましたが、今どきラーメンが550円。ちょっとこだわりあるカップラーメンと同じくらいの値段です。(ならこちらのラーメンがいいでしょう)
麺類、飯類、一品全てにおいて中華屋さんの模範メニュー&値段も一昔前のまま。
外の黒板メニューにもおすすめと書いてある(長い間書き換えた形跡はない)「もやしソバ/半チャーハンセット」を注文する方が多いです。「もやしソバ」も評判のメニュー。
それにしても、セットで1000円超えないのは、お店的にいいんでしょうか。
他メニューで評判がよろしいのが、「チャーハン」、「オムライス」、「ギョーザ」!休みの日にはこれらのメニューと瓶ビールで町中華で昼呑みの方見受けられます。(幸せな時間でしょうな~)餃子の持ち帰りもメニューに。「手づくり生ギョーザ7個」が450円。安い!
老舗中華『金華楼』のチャーハン&ギョーザを実食
非常に評判のよい「チャーハン」と「ギョーザ」を注文。厨房内には、お父さんとおそらく息子さん。チャーハンがお父さん担当の様で、他料理のタイミングを見計らって、鍋を振ります。注文5、6分ほどで到着。
チャーハンは初見、もう少し量がほしいな~と言うのが本音。(お腹減ってたからかな)ギョーザは皮感がしっかりあって、焼き具合もいいんじゃないでしょうか。
チャーハンは皆さんが評するように、しっとり、味わいちょうど良しのチャーハンです。油が適度に纏ったしっとり感は中華屋さんならではの食感。味わいも濃すぎず、薄くなく、ギョーザとの相性もピッタリ。
ギョーザは野菜大目の餡で、ニンニクもしっかり感じる美味しい手作り。いつもはそこまで思わないのですが、チャーハン・ギョーザ両方ともおかわりいけるくらい、サクッと完食です。
『金華楼』の店内・雰囲気
長年の老舗中華屋さんです。いたるところに年季が入ってます。きれいとは言えないですが、嫌な感じ、不潔感は不思議と感じないです。女性の丁寧な接客のせいかもしれません。
店内は4名テーブルが2つ、カウンター3席の非常に小さな店内です。店内奥には、昔ながらに漫画が数冊置いてあり、昭和の時代を思い出します。
人の良さそうなお父さんと多分息子さん。金華楼さんは世代交代できているんですね。しばらくの間、金華楼さんの味は食べれそうです。年配のお父さんはチャーハン担当の出番まで出入口付近で座って待機。タイミングをみて鍋を振り、一瞬でチャーハンが出来上がりです。
カウンターからは目の前が厨房で、境にある間仕切りは拭いてもクリアにならない程、年季入ってます。
『金華楼』アクセス・営業時間
店名 | 中華料理 金華楼(きんかろう) |
所在地 | 神奈川県相模原市緑区橋本3-6-12 |
電話番号 | 042-773-6028 |
最寄駅 | JR相模線・横浜線 / 京王相模原線 橋本駅 (徒歩6分) |
駐車場 | 無し(近隣コインパーキング↓) |
営業時間 | 【水・木・金・土・日】 11:30 ~ 14:00 16:30 ~ 19:30 |
定休日 | 月曜日・火曜日 |
【GoogleMap】
【近隣有料コインパーキング】
中華料理『金華楼』まとめ
ここまで年季が入る期間ずっと営業を続けてきたことが、地元・地域の中華屋さんとして認められてる証です。外観も変えず、料理も変えず、金華楼の味をぶれずに提供し続け、今となっては昭和レトロと言われている金華楼。
金華楼のしっとりチャーハン、今はまだ年配のお父さん担当になってますが、息子さんのチャーハンも食べてみたいな~。