家系ではないとんこつラーメン！町田『蔵屋』のあごだし＆とんこつWスープが人気のクリーミーラーメン！

町田でラーメン！どうする？蔵屋はどう！

関東で「とんこつ」と言えばやはり家系。たまに博多とんこつラーメン。

そんな中で、町田にある『蔵屋』さんが独特のとんこつラーメンを提供しています。

「とんこつ」と「あごだし」のダブルスープという独自とんこつスープのラーメン。味わいも家系ではなく、今までにはなかったタイプのとんこつラーメンです。

魚介系のなかでも高価で、味わいに深みと丸みがでるあごだし。そこにくわわる濃厚とんこつ。一度は味わってみても良いのでは。

塩、醤油がメイン。一押しは塩のようで、口コミでも塩の方が多数。家系だと醤油がメインなので、そこも違うところでしょう。

最寄の駅は町田ですが、徒歩だと20分超えなので、歩きは現実的ではないです。駐車場は完備されているので、車での来店がほとんどでしょう。あとは、周辺で働いている方々です。

すべての麺類メニューのスープは「あごだし」と「とんこつ」のWスープ。コストかかってそうなスープでありながら、基本のとんこつラーメンが750円。このご時世、ありがたいお値段です。

メインは塩・醤油のとんこつラーメン。次の人気メニューがちゃんぽん。あと、家系ラーメン店ではあまり見かけないタンメン、担々麺のラインナップも。

チャーハン、丼物、カレーライスなどをレギュラーサイズで用意しているのも町中華寄りのメニュー。

自家製餃子も推しの様ですが、こちらのチャーハンがまた絶品。オリジナルラーメンへの高評価が多いなか、負けず高い評価の口コミがチャーハン。食べてみる価値ありの一品です。

10分かからず、塩とんこつラーメンとセットチャーハンが到着。味玉入りは850円。白いスープと味玉のコントラストが食欲そそります。

スープの見た目はクリーミーそのもの。家系のとんこつとは全くちがうビジュアル。チャーシュー、ネギ、辛子高菜、メンマがのります。

スープ一口。牛乳・生クリームでもいれたの？という位クリーミ―。味わいは長崎ちゃんぽんと博多とんこつのいいとこどりの様なスープ。ゴクゴク行けます。油断してると麺が余る位、スープ飲んじゃいます。

麺は中細ストレート、ちゃんぽん麺より少し細目。刻んだ辛子高菜がいいアクセント。

非常にまろやかなスープはあごだしのおかげでしょう。スープを飲み干すころ、器のそこには煮干し（あごだし）がたまってます。

続いては人気のチャーハン。カウンターに座っていると、目の前で鉄鍋をカンカン振りながらちゃっちゃと炒めます。鍋振りはラーメン屋ではなく、本格中華屋そのもの。町中華でなくラーメン屋で本格チャーハンに出会えるとは。

チャーハンはしっとり系。ラードをしっかり纏って、しっかり味。チャーハン単品を目的に来る方もいるくらい。個人的にもかなり上位にくるチャーハンです。紅ショウガもいい脇役。

これは評価が高いのも納得のチャーハンです。

ラーメン自体、非常にミルキー＆クリーミーなので、ごはん系いくなら白米ではなく、このチャーハン一択でもよろしいかと。（ぜひ食べていただきたい）

入店時は平日12時半ごろ。先客がいないのでちょっとびっくり。その後、13時前位にポロポロと来店あり。

この場所は店舗がオープンしては閉まり、入れ替わりが激しい建物。独特な美味しさをもつラーメンなので、頑張ってほしいところです。

店内カウンターはきれいに吹かれてましたが、べたつきが。見た目が綺麗なだけにちょっと残念。

席は厨房を取り囲むL字カウンターと壁際にあるカウンター席。テーブル席は無い店内。カウンター席の間隔は広く、窮屈感もないので、ゆったり食事が出来る雰囲気。

従業員の方々は、超元気を売りにする感じは無く、しっかりとお客さんに対応してます。（ちょっと疲れ気味な感もありますが）。

騒がしくなく、落ち着いてラーメンを食べたいと思っている方にはピッタリ。