味良し、ボリューム良し、コスパ良し！座間市にある古き良き中華食堂『中国料理 江陽（こうよう）』

座間に人気の町中華あり！『中国料理 江陽（こうよう）』

小田急相模原駅と座間駅のちょうど間位の距離、座間イオンモール近くで長年営業されている町中華『中国料理 江陽』さん。地元の人以外は知らないとなかなか辿り着けない場所あります。写真の通り、通りから一本入ったカーサ相模台という団地の一角に埋め込まれているお店なんです。

昭和のレトロ感を残したままの店舗で、ボリュームたっぷり、日本人向けの中華味で、お安く中華定食などを提供されてます。長年ご夫婦で営まれており、昔は夜まで営業されてましたが、現在は週2の定休とお昼のみの営業となってます。決して綺麗な店舗と言うわけではないですが、団地内の独特の雰囲気と懐かしさを感じる店内は妙に落ち着く中華食堂という感じです。交通の便が良いとは言えない立地ながら、お昼時には地元の方々でサクッと席も埋まります。それに加えてSNS等で評判を見つけた新規の方々も続々と増えている感じなので、タイミングが悪いとなかなかランチに辿り着けない時も。そのＳＮＳで、一般的な料理店に対する評価は高評価のなかにも低評価がちょこちょこ見かけるものですが、『江陽』さんでの低評価はほとんど無いです。実直に営業されている証と思います。

安くてボリュームたっぷりの『中国料理 江陽』メニュー

まず、この「ボリューム満点セット」と「サービス定食」メニューがほぼメインでしょう。「ボリューム満点セット」は名前の通り、ラーメンともう一品をセットにした定食なので、満腹間違いなし。量が多いという声も多いのでしょう、「ミニセット」の用意もあります。「サービス定食」の量も少ないわけではないです。定食ごはんも中華屋さんでよく見る「小さな茶碗にこんもり」ではなく、「大き目茶碗にこんもり」なので、ライス・麺の大盛120円はよっぽどの時にどうぞ。

一品料理も色々味わいたいですが、セット、定食にいってしまうとなかなか手が伸びず。「町中華呑み」のときのお楽しみと言うことで。

メニューの注文は忙しく動いている奥さんの方へ口頭で。奥さんが見当たらない時は、２階席へ行っている場合も（団地内のお店なのになんと２階席がある）。昼時満席時などはよきタイミングを見計らっての注文がよろしいかと。

ボリューム満点セットとサービス定食を実食

ボリューム満点セットの「麻婆丼・ラーメン」実食

「ボリューム満点セット」（1,000円税込）、このミニセットがあるくらいですから、普通サイズの丼が2つお盆にのっかってくるわけです。昔の値段からは上がってますが、ラーメンと麻婆丼で今どき1,000円。ありがたい。麻婆豆腐は優しい辛さで辛いの苦手な方でも大丈夫な味わい。米に良く合う麻婆豆腐です。ラーメンも昔ながらの醤油ラーメンど真ん中。歯ごたえあるチャーシューも懐かしい味わい。コスパ良し！ボリュームあり！と皆さん言われることに嘘は無し。この「ボリューム満点セット」は他に6種類、ありがとうございます！

サービス定食の「ニラレバ定食」実食

「ニラレバ定食」（800円）、レバーがほんとタップリのニラレバ。濃いめのタップリ餡でニラ・野菜とまとめられており、ご飯が進むすすむ。ご飯も通常で十分な量がこんもり。ニラなどの野菜もシャキシャキ。食べてると「いい昼ごはんだな～」と自分で納得。この「サービス定食」は28種類。さらに店内にはときに、「今日のサービス定食」なる張り紙もある時も。そりゃー毎日でも通える。今どきコンビニでも、ファーストフードでも普通に800円近くになるランチ事情、作り立ての中華ランチを選ぶのは賢い選択でしょう。

『中国料理 江陽』の店内・雰囲気は？

お世辞にも綺麗な店内では無いですが、この年季感がたまらなく懐かしさを感じます。左奥の厨房にはもくもくと鍋を振り続けるご主人と厨房内と客席を動き回る奥さん。この客数をご年配のお二人だけでまわしているのが凄いです。ちなみに昔ながらの団地一階にある店舗としては珍しく、内階段でいける２階にも席があります。下の席が埋まると２階に案内されます。

店内に入ったら、空いてる席に自由に座っていきます。わからなければ待っていると奥さんから席の案内がありますので、焦らずおまちください。常連さんも多いですが、はじめてくる方でも気にならない雰囲気です。自由に席決めて座れば、奥さんからお冷やが届けられて、口頭注文でメニュー伝えてOKです。

『中国料理 江陽』のアクセス・営業時間

『中国料理 江陽』アクセス

『中国料理 江陽』営業時間

【月・火・木・金・土】

　11：00　～　14：30　/　夜営業は無し

定休日：日曜・水曜

『中国料理 江陽』のまとめ

日本人の口に合う中華料理をボリュームたっぷり、価格も安く、白いご飯が進む町中華を長年提供してくれている『中国料理 江陽』。今、高齢になったご夫婦で運営されてます。夜の営業もやめ、週2日の定休日を設けて営業している『中国料理 江陽』さん。ＴＶシリーズの「絶めし」では無いですが、いつまで、この中華を味わえるかは分かりません。が、今は味わえます。この幸せなランチタイムを味わうなら今です。実直なご夫婦が営む町中華、『中国料理 江陽』さんは訪れる価値ある中華食堂です。